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「ヒルドについては、心配していないが……」彼は、自分の身ぐらい自分で守れるだろうし、もしあの男が命を脅かすと判断した上でも我欲を優先させるのであれば、それはもう彼の心の領分だ

勿論、手を貸せるようなことであれば惜しまず手を貸すし、相談にだって乗る所存ではある

(寧ろ、我欲を持てるくらいであれば、良いことだ)彼の今までの生き方を見てくれば、一概に危ないことは止めろとは言えない

どれだけの屈辱に耐え、どれだけ心を殺し、どんな苦い水を飲んできたことか

王宮に勤めたことのある者ならば、その誰とて、他の誰かの心の闇を慮ることは出来る

出来るようになってしまう

どれだけ清廉とされても尚、王宮という場所には深い澱みがあるものだ

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同僚として、心配しないというだけの信頼は寄せているつもりだった

自分とて、任務の際に身の危険の心配をされれば騎士として憤ることもあるだろう

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ある日、廊下で会ったネアに、ケーキのレシピを尋ねられた

ゼノーシュの憧れのケーキがあるらしい

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既に何度か手作りのケーキを食べさせてはいるが、白いケーキとは何だろう

屋敷の料理人が作る中で白いものといえば、檸檬クリームの凝ったものしか思いつかない

後は、せいぜい何の飾り気もなく自分が作っていたケーキの成り損ないのようなものだけだ

その時、ふっと思い出した

“あなた歌乞いでしょ?僕にもケーキ作って”ゼノーシュと最初に交わした言葉、あれに特別な意味があるのだとしたら

(俺が作っていたものを知っていた?……いや、まさか)だがそうでないとすると、彼は元々、契約した歌乞いの手作りで与えられるものを好むのかもしれない